私たちは非常に細かいネットワークで繋がっています
なので通常私たちが最終的な決断をしてからそれが彼の行動として
表現されるまでそんなに時間はかかりません。

しかし時には気分が乗らないなどの理由でだらけてしまい伝達が上手く行われない事も多いのです。
私たちはそのような事を事前に防ぐため毎週一度集まり
それぞれの意見、心境、調子、家庭生活、夢、欲望、などについて話し合います。

この時、仕事に支障をきたしてしまうと判断した場合に限り
一週間の休暇と栄養をとることを提案します。

しかしその休暇中にも新しい私たちは増え続けています、
それは外からの刺激が多ければ多いほど。

ですので一週間の休暇を終えたあと戻ってくる場所があるという保証はありません。
そのリスクも含めて休暇をとるとらないの最終的な判断は個々に任せています。

また私たちの最終的な決断がまとまり彼が行動に至るまでには
必ず通らないといけない場所があります。

それがシナプスさんの家です。
シナプスさんの家とは朝支度をし玄関を出て駅まで歩いていく道にある
近所のおばちゃんの家のようなものです。

近所のおばちゃんは非常に接し方が難しく挨拶が小さいとすぐに機嫌を損ねてしまいます。
逆に朝のニュース、今日の天気、などの話題には大体興味を示してくれます、
しかしあまりに話が合ってしまうと中々解放してもらえないといった事になりかねませんので
それを防ぐ為に機嫌をそこねずに良い印象だけを残し
その場を去る何通りかのフレーズ(マジックフレーズ)を個々が用意するよう指導しています。

ちなみに私が最初に覚えたマジックフレーズは
「いたっ!いたたたた、ちょっ、いで、ちょ、また来ます、あっ!そう!みかん玄関とこ置いておいたから食べて!!フレッシュだから!!和歌山!!無農薬!!」です。

近所のおばちゃんの家なんて簡単にスルー出来るでしょ?と思われるかたはいると思いますが
私たちの場合シナプスさんの家の前を通る訳ではなく家の中を通らなくてはいけないのです。

いま良い言葉を思いつきました、関所のようなモノなのです。

この関所の様なシナプスさんの家が沢山あればあるほどフレッシュなアイディアや情報を
多く伝える事ができ最終的にKODOCK WORKSの表現に反映させることができるので
多いほうが良いのですがそれに比例して付き合いも大変になるという訳です。

これはシナプスさんが長期の旅行に行っているときに彼がとった行動です。

シナプスさんのいたずら

なんでアイディアが出ないんだくそっ!俺はなんてダメなんだ!
とりあえず岩でも登ってみよう!

滑稽ですね、だってアイディアがでない最大の原因は
シナプスさん達が旅行中で留守だからなんですよ、非常に滑稽ですね。

ちなみにこんな話をしている私も未だに自分の名称がわかりません、それも滑稽ですね。